2人の小学生の子供と理系な夫と暮らしているHIROKOです。

 

「1歳過ぎてるのにまだおっぱいあげてるの?」

 

 

お年寄りや親世代から、そんな言葉を掛けられたことはありませんか?

 

 

そろそろ断乳するべきか、それとも卒乳させるべきか。

もし断乳するなら、一体どういうやり方があるのか…。

 

 

私の体験談も交えて紹介します。

 

断乳、今昔

 

昔は1歳を過ぎたら断乳をするのが一般的でした。

 

「離乳食で栄養は十分とれているから」

「虫歯になりやすいから」

「いつまでもおっぱいを飲んでいるなんて恥ずかしいことだから」

 

 

最近は母乳育児が見直され、ユニセフ(国連児童基金)、WHO(世界保健機関)は

 

「生後6カ月まで完全母乳育児を行い、その後は適切な食事を補いながら、

2歳かそれ以上まで母乳を続ける」ことを推奨しています。

 

 

これはあくまで推奨です。

 

栄養事情が良くない諸外国の事情も含めた勧告ですし、

これにとらわれる必要はないでしょう。

 

それぞれ事情はありますから、あなたの考えで、

その時期を決めればいいと思います。

 

そもそも、断乳という言葉が好ましくないという理由から、

昨今はすべて卒乳と呼ぶ場合が多いですが、

 

ここでは母親が決めておっぱいをあげるのを止める=断乳、

 

子どもがおっぱいから自然に離れていく=卒乳と区別させていただきます。

 

断乳するには理由がある

 

私には息子と娘がいます。

二人とも断乳でした。

 

娘が断乳したのは8年も前になりますから、もう一昔前になりますね。

 

その頃も、母子のスキンシップの重要性や、

断乳で受ける子どもの負担を考え、

卒乳を勧める風潮がありました。

 

 

しかし実際、私のまわりで卒乳をした人はほんの一握りといったところ。

 

では、なぜみなさん断乳をするのでしょうか。

 

  • 母乳の出が悪くなって、
  • 歯が生えてきて噛まれて痛い、
  • 虫歯が心配だから、
  • 離乳食の食べが悪いから、
  • 仕事復帰を考えて、
  • 次の子の妊娠…

 

そこには様々な理由があります。

 

 

娘を妊娠中、切迫早産で1カ月入院したことがあり、

隣のベッドには二人目を妊娠中の40代の方がいました。

 

その方は巨乳で(笑)、自分のおっぱいに

相当なアイデンティティ―をお持ちだったのでしょう。

 

「おっぱいは一切あげない。形が崩れちゃうから。」とおっしゃっていました。

 

おったまげですよ。若いならまだしも。(口が過ぎましたね、ごめんなさい)

 

 

理由はなんであれ、お母さんが決めたなら、それはそれでいいと思うのです。

 

では、断乳について、私の体験談をお話しさせていただきます。

 

私の理由は

 

先に言っておきますが、断乳は戦いです。

 

生半可な気持ちでは成功しません。

そして、誰かの助けが必要です。

 

ここは旦那さんに手伝ってもらうのがベターですね。

 

 

息子が1歳6カ月の時、私は断乳を決行しました。

 

理由は、食事をしてくれないのと、

歯科検診で虫歯が指摘されたことです。

 

添い乳が原因だと言われました。

それも、いつも気がかりではありました。

 

 

6カ月を過ぎた時、私は育児書通り離乳食を始めました。

 

まずは重湯から始めました。

口に入れた途端、息子はとても上手にそれを吐き出しました…。

 

 

まあ、初めはこんなもんだろう、

 

私はそう思い赤ちゃん用の薄いリンゴジュースをあげてみました。

 

今度は上手に飲み込みました。

甘いしね、そりゃ飲むよね。

 

 

でも残念、これは食事じゃありませんよ、

ということで次に薄いだし汁を飲ませてみました。

 

息子は見事に吐き出しました。

 

 

わかりやすいなぁ。

 

 

それからもめげずに重湯をあげました。

 

息子は頑なに重湯を飲み込むことを拒み続けました。

そんな訳ですから、お粥もペースト状の野菜もすべて拒否です。

 

 

「俺、おっぱいさえあればいいんだってば。」

 

息子はそう言いました。(言っているように感じただけです)

 

 

毎日離乳食の攻防戦です。

 

1歳になる頃、やっとバナナ入りのパンがゆなら1口、

うどんなら1本ほど食べてくれるようになりましたが、

これはあきらかに足りていない気がします。

 

 

息子は、相変わらず「ほら、はやくおっぱいをくれよ。」と言い続けます。

(私の脳内再生ですからね)

 

おっぱいに執着する息子

 

夜中にもおっぱいで何回か目を覚まし、昼間もおっぱいが欲しくて泣く。

寝かしつけはもっぱらおっぱい。

 

立派なおっぱい星人でした。

 

余談ですが、息子は5カ月には乳歯が2本生えてきましたから、

いつもおっぱいは傷だらけ。

 

乳首は血が滲み、もう痛くて痛くて思わず「ひぃっ!」と声が出るほどです。

 

ニップル(乳頭保護器)を試してみましたが、息子は

「ワレ何さらしてくれとんじゃー!」とばかりのギャン泣きで拒否。

 

息子は血の味がするであろう母乳でも欲しがりました。

 

 

その頃の成長曲線は、身長が高めなのに対し体重は痩せ気味をキープ。

これは…ダメなやつじゃないのか?

 

 

そして私は決心したのでした。

 

 

私は主人に宣言しました。

 

 

「今週の土日、私は断乳を決行したいと思う。

3日は修羅場が繰り広げられるであろう。

 

断乳とは母と子の命を懸けた戦いであるからして、

君の力がどうしても必要だ。

私のために力を貸して欲しい!」

 

「イエッサー!」

 

という訳で、土日の主人の休みに合わせて断乳は決行されました。

 

ちなみに、断乳がどれほど大変かは、姉から聞いて知っていました。

 

母子ともに心の準備

 

その日から、

「そろそろおっぱいとバイバイの時期かもね。」

 

と息子に囁き続けました。息子にも心の準備が必要です。

 

 

私自身、断乳を決めた途端に寂しくなったものでした。

この1年6カ月、飽きることなく1日何回もおっぱいに吸い付いてくれた息子。

 

あの幸せなひと時。それを今、私は手放そうとしている…。

 

 

朝方、布団の中でおっぱいを飲む息子に、

「これが最後のおっぱいだからね。たくさん飲んでね。」と言いました。

 

息子はわかっているのかいないのか、

乳首をくわえたまま私の顔を見上げました。

 

 

「い、痛い!乳首伸びる―っ!」

 

断乳1日目

 

土曜日の朝、息子はご機嫌に主人と遊んでいました。

私は朝食の準備を始めました。

 

なんとか誤魔化すために、息子が食べるおやつも数種類準備しました。

 

 

息子は準備したチビコロちゃん(ちっちゃいおにぎり。後に娘が命名)を

一口齧り食事終了です。

 

 

その後、私が食べ終わると「ほれ、いつもの寄越せよ。」と言わんばかりに

私のおっぱいに突進してきました。

 

私はうずくまり、女優さながらの演技力を発揮して

 

「ううっ!おっぱいが痛いよ~。

痛いからもう○○ちゃんにおっぱいあげられないよ~。」

と言いました。

 

私の迫真の演技に、息子は心配そうに顔を覗き込んできました。

 

「ママ?ママ?」

 

「ごめんね、ママおっぱい痛い痛いになっちゃたから、

もう今日からおっぱいあげられないんだよ。

だからおっぱいはもう終わりだね。」

 

 

その途端、息子はこの世の終わりのように泣き出しました。

 

「や~だ~!ママ、ママ、パイ!ママ!パイ!」

 

おっぱいを突然もらえなくなり、息子は泣き続けました。

 

 

主人が外へ連れて行ったり、

好きなDVDを見せたり、

お菓子をあげたりしてたまに気が紛れるのですが、

 

ふとおっぱいを思い出すのでしょう。

 

ひたすら泣き続ける

 

そのたびにまた泣き出すのでした。

 

私は私で、おっぱいがカチコチに張って、

その痛みと息子の悲しそうな泣き声に耐えるしかありませんでした。

 

泣く息子を抱いてあげたいのはやまやまなのですが、

いかんせんおっぱいが張りすぎて、腕も上がらないのです。

 

 

夜になると息子も少し落ち着きました。

 

食事も食べないおっぱいも飲めないとあっては、

この期間の栄養が気になるので、

私はフォローアップミルクを買っていました。

 

息子も仕方なしに、それをマグマグでチューチュー飲んでいました。

その時の息子の恨めしそうな顔と言ったら…。

 

 

どうやらおっぱいがもらえないのと、たくさん泣いたのとでお腹が空いたらしく、

夕飯は今までになく食いつきが良かったです。

 

と言っても完食には程遠いですが…。

 

 

お風呂は主人と入ってもらいます。

なるべくおっぱいを見せないためです。

 

 

夜中は大変でした。

 

 

目が覚めると泣いて、おっぱいに吸い付きまた眠る、

というサイクルが一晩に3~4回できていたからです。

 

もう酷いもんです。

ご近所さんには相当迷惑をかけたことでしょう。

 

虐待の疑いで、よく通報されなかったなと…。

 

泣きつかれた息子の寝顔は、1日中泣いたせいで目が腫れていました。

 

 

 

「ごめんね。辛いよね…。」

 

断乳二日目、予期せぬ出来事

 

翌日もそれはまあ泣きました。

 

午前中には声が枯れて出ないんですから。

 

二日目なので少しは前進したかと期待しましたが、

昨日という日が幻だったかしらと思うほど、進歩はありませんでした。

 

 

昼すぎ、私に異変がおきました。

寒気がするので熱を測ると、38℃もありました。

 

これはもしかして乳腺炎ではないか?ネットで調べて確信をすると、

私はおっぱいマッサージをしてくれるところを探しました。

 

すぐに電話をして、泣き叫ぶ息子を主人に任せ、

私は急いでおっぱいマッサージへ行きました。

 

 

そこは看板も出していない一軒の家でした。

呼び鈴を鳴らすと、人のよさそうなおばあちゃんが出できました。

 

 

中へ通されると小さな部屋にベッドが一つ置いてありました。

 

おばあちゃんは熱い蒸しタオルを私の胸に乗せ、

 

「あれまあ、こんなになるまで…。痛いでしょう。」

と言って乳首をぎゅっとつまみました。

 

仰向けに寝ていた私のおっぱいから、

大袈裟でなく1mほどの母乳が吹きあがりました。

 

おっぱいマッサージで事なきを得る

 

二人ともビショビショです(笑)

 

私は必死に謝りましたが、

おばあちゃんは気にすることなく母乳を絞り続けます。

 

 

「断乳する時は本当は絞ったらダメ。

 

空になるとまた母乳が作られてしまうからね。

今日は圧を抜いて、マッサージで母乳の詰まりを取るだけね。

 

シャワーはいいけどお湯に浸かっちゃだめよ。

温めると母乳が出やすくなるから。

 

3日もすればだいぶ楽になるわ。それまでは辛抱よ。」

 

 

マッサージが終わる頃には、肩や腕までガチガチだった私の体は

とても楽になっていました。

 

夜には熱も下がりました。

 

 

息子はこの日も夕食をしっかり食べ、

寝る前にフォローアップミルクをたくさん飲みました。

 

そして、なんと朝まで熟睡したのです。

 

あっけなく、唐突に終わる

 

次の日、息子がおっぱいを欲しがって泣くことはありませんでした。

 

台風一過とはまさにこのこと。

 

 

「しゃーねぇな。俺も男だ。おっぱいはもう卒業だぜ。」

 

 

息子がこう思っていたのかは謎ですが、

とにかくこうして断乳は終わったのです。

 

娘は食べる喜びを知った

 

娘の時はとても楽でした。

 

そもそも赤ちゃんの頃からおっぱいをグビグビ飲み、

体重は普通の赤ちゃんの1,5倍。

 

離乳食が始まる前には、

すでに食事風景を見ながらヨダレをたらしていたほどの食いしん坊です。

 

 

離乳食は、手作りだろうが市販品だろうが

食べられるものは何でもござれ!

 

でしたから、

1歳頃には「おっぱい?離乳食の方が腹持ちいいのよねー。」(代弁)

 

となるのも自然なことです。

 

1歳2カ月、なんとなくもう十分かな?

そんな気がして断乳しました。

 

 

二人以上産む予定がなかったので、私の母乳育児もこれが最後。

 

のんびり好きなだけあげて卒乳もいいかな?なんて考えた時期もありました。

 

 

しかし娘はもう、おっぱいより固形物を食べることに喜びを見出しています。

相変わらずのおでぶちゃんです。

 

 

母乳もう出番なし…そんな文字が頭をよぎったのでした。

 

断乳、サクッと終了

 

1日目はやはり泣きましたが、2日にはもう

 

「おっぱい?そんなの飲んでた時もあったわね。

今となっては懐かしい思い出よ。」

 

と言わんばかりに興味を失くしてしました。寂しくて泣きそうです。

 

 

その時は乳腺炎などのトラブルを起こすこともなく、

私のおっぱいは見事にしぼんでいきました。残念!

 

息子、娘がいうことには…

 

息子は6年生。

 

「ママのおっぱい大好きだったくせに!」とからかうと、

 

ニヤリと笑って

「赤ちゃんだからしゃーねーじゃん!つーかキモイやめて!」と言います。

 

ああ眩しい思春期よ。

 

 

3年生の娘は

 

「ママのおっぱいが美味しかったから、

私はあんなに太ってたんだよ!」

と可愛いことを言ってくれます。

 

 

懐かしいなあ。おっぱい、またあげたいな(笑)

 

まとめ

 

断乳は子どもが可哀そう。

そう言われたら誰だって悩むものです。

 

 

子育ては、時代によって考え方が変わっていくもの。

 

母乳神話に縛られて苦しむお母さんも多いでしょう。

出ればあげればいいし、出なきゃミルクをあげる、

 

もっと簡単に考えていいと思うのです。

 

 

母親の理由で断乳することは何も悪いことじゃありません。

人の数だけ考え方がある、それだけです。

 

 

断乳をする時は、意思を貫く覚悟が必要です。

泣き叫ぶ子どもを前にして、母親は鬼にならなければいけません。

 

 

そして、誰かの助けが必要ということです。

 

私の体験談が、今から断乳をしようと思っている方の参考になれば幸いです。

 

 

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